
縦型洗濯機を使ってるけど、衣類乾燥機がほしい!

乾燥機は自分で設置できる?
洗濯物を干したり、取り込む作業って面倒だと思いませんか?
筆者は「干すのは面倒だし時間のムダ」と考えるようになり、乾燥機NH-D603を購入。
本記事では、縦型洗濯機(NA-FA10K2)に衣類乾燥機(NH-D603)を自分で設置した実例をくわしく解説しています。
メーカーは乾燥機の取り付けは業者利用を案内しており、自分で設置する場合は自己責任です。


床から天井までの高さが約220cmあれば洗濯機の上に置けます。
素人でも乾燥機を自分で設置するのは意外と簡単でした。
パナソニック衣類乾燥機NH-D603は自分で設置できる。
高さ220×横幅67×奥行63.5cm以上※のスペースがあれば洗濯機の上に設置できる。
(※筆者宅の数値をもとに算出)
パナソニックの洗濯機なら専用ユニット台を直接取り付けできる。
乾燥機の設置後は洗濯環境が一変する。
乾燥機NH-D603は自分で設置できる

我が家の洗濯機置き場のスペースは、床からの高さ220cm×横幅67cm×奥行63.5cm。
パナソニック縦型洗濯機(NA-FA10K2)の背面に専用ユニット台(N-UD72-S)を取り付け、洗濯機の上に乾燥機(NH-D603)を設置しました。
筆者は妻と2人で作業しましたが、洗濯機の移動とユニット台に乾燥機を乗せる作業がかなりの重労働。
メーカーは乾燥機の取り付けは施工業者に依頼するよう案内しており、自分で設置する場合はすべて自己責任なので、心配なら業者に依頼しましょう。
設置にかかった時間
乾燥機の設置完了までにかかった時間は約1時間。
まったく知識のない素人でも、設置するのは意外と簡単でした。
ただし、乾燥機NH-D603(約24kg)と洗濯機NA-FA10K2(約44kg)はめちゃくちゃ重いので、すべて1人で作業するのは正直しんどいです。
購入したものと費用
乾燥機を設置するにあたって購入したものは3つ、かかった費用は下記のとおりです。
| 購入したもの | 費用 (税込) |
|---|---|
| パナソニック 衣類乾燥機 (NH-D603) | 49,850円※ |
| パナソニック 専用ユニット台 (N-UD72-S) | 10,460円※ |
| 乾燥機フィルター 互換品80枚入り (SOMOTO) | 1,428円※ |
| 送料 | 0円 |
| 総額 | 61,738円 |
(※2026年9月上旬時点の値段)
乾燥機本体はネット専売店、専用ユニット台はECサイト内の家電量販店で購入。
洗濯機の上からスッポリかぶせるようなユニット台は置くスペースがなかったので、パナソニック縦型洗濯機の背面に取り付ける専用ユニット(N-UD72-S)を選択しました。
筆者が購入した乾燥機・設置台・フィルターはこちら

乾燥機NH-D603を専用ユニット台N-UD72-Sを使って設置するまでの工程

乾燥機を洗濯機の上に設置するまでの工程、かかった時間を解説します。
約10分。電源を抜いて水栓を止めてから移動させる。
約10分。洗濯機の排水ホースが曲がらない(詰まらない)ように戻す。
洗濯機の背面に留め具を入れる


パナソニック洗濯機の背面には、乾燥機を設置できるよう専用ユニット台用の四角い穴が開いています。(図1)
四角い穴に留め具を6つ入れます。(図2)
留め具とユニット台の柱を固定する

取り付けた留め具に、専用ユニット台(N-UD72-S)の柱を固定。(図3)
ネジが固くて回りにくいので、力を入れて押し付けるように回すと固定できます。
ユニット台の柱を固定する穴の位置は、自宅の水栓やコンセントの位置を確かめて高さを調整※してください。
※130cmか138cmの2段階の高さ調整ができます。(図3は138cmで設定)
もう一段下げて固定すると乾燥機と洗濯機の空間が狭まり、フタを開けたとき少し窮屈に感じるかもしれません。
ユニット台の上部を組み立て

専用ユニット台の柱の上部に、乾燥機を乗せる土台部分を組み立てます。(図4)
最初にユニット台の柱から前面に向けて設置するパーツ(図4の手前から奥)を取り付け。
固定できたら前面と背面側の左右のパーツも固定して、洗濯機の上で四角形になるように固定します。
図4の右上(赤丸部分)のチェーンは転倒防止用です。
前面に保護キャップを取り付け

ユニット台上部の前面に保護キャップを2か所取り付けます。(図5)
保護キャップの下側がはまりにくいので、割らないよう慎重に入れる。
ちゃんとはまると「カチッ」という音がします。
設置台に乾燥機を乗せてネジで固定

設置台と乾燥機をユニット台に同梱されていたネジとワッシャーを使って、全部で4か所固定します。
前後に約3cm位置を調整できるため、乾燥機の背面が壁と接触しない位置に固定しましょう。
乾燥機を少し左右に揺らしてみてグラつきがなければOK。

乾燥機と洗濯機に排水パイプを取り付け

乾燥機の下にある排水溝に付属の排水パイプを取り付けます。(前項の図6を参照)
洗濯機の「乾燥機排水口」のタブ(図7)をめくって、排水パイプの逆側を洗濯機へ差し込みます。
洗濯機側はカチッと固定されず、持ち上げればすぐに外れる仕様です。(図8)

乾燥機のアースと電源コードを取り付け

乾燥機と洗濯機の間に排水パイプをつないだら、残るはアース接続とコンセントを差すだけ。
乾燥機の背後から出ているアース線(緑と黄色)の先端を引っ張ると銅線がむき出しになります。
銅線をコンセントのすぐ下にあるアース端子に差し込めば完了。
アースが取り付けできたら電源コードをコンセントに差します。
アースは雷など漏電時に感電を防ぐ仕組みで、洗面所など水回りや湿気の多い場所で使う家電製品には取り付けが義務化されています。
設置完了と試運転

電源を入れてスタートボタンを押すと動き始めます。
約10分試運転して異常がなければ、すべての作業は終了です。
乾燥機(NH-D603)の購入前に確認したこと

乾燥機NH-D603の購入前に確認したことは3つ。
どこに設置するか
まずは乾燥機をどこに設置するかを決めました。
設置場所によって購入すべきユニット台が変わるので、場所選びは重要です。
設置場所を洗濯機の上と決めて、洗濯機の上部空間が何cm、幅と奥行きが何cm、水栓に干渉しない高さが何cmかを計測。
購入予定の乾燥機NH-D603の外寸サイズなら、問題なく洗濯機の上に置けると判断しました。

洗濯機・乾燥機・ユニット台の組み合わせを決める

洗濯機(NA-FA10K2)がパナソニックだったので、乾燥機も設置台もパナソニックで統一。
専用ユニット台(N-UD72-S)を組み合わせて、洗濯機の上に乾燥機(NH-D603)を設置しました。
最初は床置きユニット台で洗濯機を移動させずに設置するつもりでしたが、防水パンに片足しか乗らないため断念。


洗濯機×乾燥機×設置台をどのユニットで組み合わせるかで、設置方法やスペースも大きく変わります。
購入してから「設置できなかった…」とならないよう、どのユニットを使うか適合表を見てよく考えておきましょう。
電源・排水・アースの設置

乾燥機の電源とアース、排水をどうするかも購入前に確認。
- 乾燥機用の電源コンセントが空いているか
- 洗濯機に乾燥機とつなぐ排水口があるか
- アースが取り付けできるか
洗濯機置き場のコンセントが1つしかない場合、違う場所にあるコンセントから電源を取る必要があります。
(※タコ足配線で設置しないよう注意書きあり)
縦型洗濯機の多くは乾燥機用の排水口がありますが、洗濯機を経由しない場合は排水溝に直接流すか、バケツなどに溜めるしかありません。
アースも設置が必須なので、コンセントに洗濯機と乾燥機の2つ分のアース端子があるかを確認します。
乾燥機(NH-D603)を使い始めて分かったメリット・デメリット

パナソニック乾燥機(NH-D603)を使い始めてから、「生活が激変」しました。
これまで洗濯後は1枚1枚シワを伸ばしてから干して、乾いたら取り込んで畳むのが当たり前の生活でした。
乾燥機を使えば、干す時間と取り込む時間は0分、人の手がかかるのは畳むのとフィルター交換※だけ。
(※使い捨ての紙フィルターなら1分もあれば交換完了)
実際に使ってみてメリットだけでなく、デメリットに感じた点もあるので、正直にレビューします。
デメリットは排熱・フィルター交換・使用できない服が多い
乾燥機を使ってみてデメリットに感じた点は3つ。
- 運転時の駆動音と排熱
- フィルター交換の手間
- 使用できない服が多い
運転時の駆動音と排熱
駆動音は洗濯機と同じくらいです。
ボタンやジッパーつきの服を入れると、「カチンッカチンッ」とドラムに接触する音が少し気になる程度。
ドアを締め切って使うと、本体からの排熱で洗面所が暑くなります。
日中はドアを開けて使えば熱はこもらず、駆動音もテレビなどの生活音でほぼ気になりません。
フィルター交換の手間がかかる
もともと組み込まれている厚めの不織布フィルターは、使うたびにホコリを掃除する手間がかかります。
毎回水洗いする必要はありませんが、掃除機でホコリを吸い取るのが面倒に感じました。
紙フィルターならそのまま捨てて交換するだけなので、掃除の手間を減らせます。
互換品なら1枚あたり約21円と経済的です。(Amazon通常価格)
使用できない服が多い

購入後に気づいたのが、乾燥機NGマークがついている服が多いこと。
普段着ているTシャツや肌着ですら、乾燥機NGのマークがついていました。
調べたところ、衣類メーカーは少しでも縮んだりする可能性があれば、禁止の表示にしているとのこと。
【参照記事】家電メーカーyoquna(タンブル乾燥は守らないとダメ?)
実際に肌着、靴下、Yシャツを乾燥機にかけたところ、自然乾燥より毛羽立ちが目立ちました。
しかし、タオル類は乾燥機を使ったほうが圧倒的にフワフワ感を味わえます。
メリットは時短・全天候・意外なコスパ
乾燥機を使って感じたメリットは3つ。
- 洗濯物を干す、取り込む手間がなくなる(時短)
- 天候に左右されない
- 意外と電気代がかからない
洗濯物を干す、取り込む手間がなくなる(時短)
実際に乾燥機を使ってみて、もっともメリットに感じたのが「時短効果」。
衣類を干す&取り込む作業時間がゼロになりました。
家族4人分×3日分の洗濯物だと、シワを伸ばして干すのに約30分、1枚ずつ取り込むのも約10分かかります。
洗濯で一番手間と時間がかかる作業がなくなり、浮いた時間を他のことに使えるようになりました。
天候に左右されない
雨だと外には干せないし、部屋干しだと次の日でも生乾きだったりします。
乾燥機を使い始めてからは、洗濯するのに天候は気になりません。
子どもの制服(Yシャツやポロシャツ)など、連日使うものでも安心して洗濯できます。
意外と電気代がかからない
乾燥機の購入前には誰もが気になる電気代。
NH-D603のカタログ値だと、強モード(約1,335W)で6kgの洗濯物を1日1回乾燥させると、1ヶ月間の電気代は約4,500円※が目安。
月額だと高額に見えても、1回あたりに換算すると約150円※。
(※電気代31円kWhで計算、電気代は気温や時間帯によって変動します)
たった150円で干す時間と手間、取り込む時間と手間がなくなると考えれば、むしろ割安だと感じます。
よくある質問(Q&A)

乾燥機NH-D603、ユニット台N-UD72-Sに関するよくある質問はこちら。
NH-D603に取り付けるスタンド(台)はどんな種類がありますか?
パナソニック公式が出しているものは全部で5つ。
すべてパナソニック製の洗濯機への取り付けを想定しています。(N-31U以外)
- N-UD72(背面直つけ用・洗濯機10kgまで・)
- N-UD81(背面直つけ用・洗濯機11kg以上)
- N-UF12(床置き用・洗濯機10kgまで)
- N-UF51(床置き用・洗濯機11kg以上)
- N-31U(簡易ユニット台・洗濯機とは別の場所に設置用)
商品画像・価格はこちら
NH-D603の紙フィルターは互換品でも使えますか?
乾燥機NH-D603、ユニット台N-UD72-Sの説明書はオンラインで確認できますか?
N-UD72-Sは高さ調整できますか?
洗濯機がNA-FA10K2の場合、130cmと138cmのいずれかの高さに調整できます。
自宅の水栓の位置や、天井高によってフィットする高さを調整してください。
天井高220cmだと138cmの高さでギリギリおさまるサイズ感です。
乾燥機を自分で設置するのに工具は何が必要ですか?
プラスドライバーがあれば設置できます。
ユニット台に力を入れて押し込まないとネジが入らない箇所があったので、にぎりやすい&力を伝えやすい形状のプラスドライバーがおすすめです。
【まとめ】乾燥機NH-D603は自分で設置できる

乾燥機NH-D603は、洗濯機の上に自分で設置できます。
素人の筆者でも、縦型洗濯機(NA-FA10K2)の上に乾燥機(NH-D603)を約1時間で取り付けできました。
ただし、自己責任での作業なので、取り付け中の破損はメーカー保証の対象外。
洗濯機や乾燥機はめちゃくちゃ重いので、自分で設置するなら2人以上で作業しましょう。
乾燥機があれば、あなたの洗濯環境が一変します。
- 天候を気にせず洗濯できる
- 干す・取り込む時間がゼロになる
- タオルがフワフワになる
台風が多い季節にはとくに重宝するアイテムなので、乾燥機を設置してみてはいかかですか?
本記事で紹介したユニット台と乾燥機はこちら


