大阪に一度でも行ったことがある人なら「551蓬莱」という名前を聞いたことありませんか？
関西の主要駅や空港にも出店しているので看板を目にすることも多いはず。
大阪名物の豚まんを求め、連日観光客や地元の人も押し寄せる大人気店です。
新幹線に乗る前に買ってる人が多いわね
関西の駅や空港で551の袋を持ってる人をよくみかけますね
大阪土産としてもらうことが多い豚まんですが、関東にもお店があると好きなときに食べれてウレシイですよね。
そこで本記事では「551を関東で買えるとこはあるのか」、「またあったとしたらどこで買えるのか」をまとめましたので、どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
1．551蓬莱(HORAI)は関西にしかない
2．関西にしか出店しない理由
3．関西以外でも買える方法
551蓬莱(HORAI)のお店は関西にしかない
結論から先に言ってしまうと、残念ながら551蓬莱のお店は関西にしかありません。
2024年1月現在の常設店は61店舗、すべて関西エリアのみで展開されています。
・551蓬莱の店舗一覧
・スーパーで売ってる蓬莱本館の豚まんは551とは別物
・蓬莱の名前が複数ある理由
551蓬莱の店舗一覧
| 大阪府 | ||
| 本店 | 難波中店 | 大阪髙島屋店 |
| 南海なんば駅店(2ヶ所) | なんばウォーク店 | 心斎橋大丸店 |
| パンチャン店 | アベノ近鉄店 | 天王寺駅店 |
| 上本町近鉄店(2ヶ所) | 南海新今宮駅店 | 梅田阪神店 |
| 梅田大丸店(2ヶ所) | 梅田阪急店 | 阪急梅田大阪駅店 |
| JR大阪駅中央口店 | JR大阪駅御堂筋口店 | 福島店 |
| 阪急十三店 | 京橋京阪店 | グルメアベニュー店 |
| ユニバーサルシティ店 | JR新大阪駅中央口店 | 新幹線新大阪駅店(改札内) |
| アルデ新大阪店 | 千里阪急店 | 大阪空港到着ロビー店(伊丹) |
| 高槻松坂屋店 | 守口京阪店 | 枚方京阪店 |
| くずは京阪店 | 東大阪近鉄店 | 堺髙島屋店 |
| 泉ヶ丘駅店 | 泉北髙島屋店 | 関西空港店 |
| 南海堺東駅店 | エキマルシェ新大阪店(在来線改札内) | 大阪空港南ターミナル店(伊丹) |
| エキマルシェ新大阪ソトエ店 | 梅田阪神バル横丁店 | 天王寺ミオ店 |
| 奈良県 | ||
| 奈良近鉄店 | 生駒近鉄店 | 橿原近鉄店 |
| 兵庫県 | ||
| 阪急西宮北口駅店 | 西宮阪急店 | 川西阪急店 |
| 西宮阪神店 | あまがさき阪神店 | JR三ノ宮駅店 |
| 神戸阪急店 | 神戸大丸店 | |
| 京都府 | ||
| JR京都駅店 | 京都伊勢丹店 | 京都髙島屋店 |
| 京都大丸店 | 京都ポルタ店 | |
| 滋賀県・和歌山県 | ||
| 草津近鉄店 | 大津SA(上り)店 | 和歌山近鉄店 |
スーパーで売ってる蓬莱本館の豚まんは別物
関東のスーパーでも”蓬莱本館”と書かれた冷蔵の豚まんが売っていますが、551とは全く別物なので要注意です。
同じ蓬莱の名前ですが、生地や中身の餡に至るまで551とは製造方法が異なっているため、味も当然違います。
551ができたてにこだわっているのに対し、蓬莱本館はスーパーへの卸をメインとしています。
ちなみに蓬莱本館は千葉県にも工場があるわよ
蓬莱の名前が複数ある理由
「蓬莱」は元々3人の仲間で立ち上げた会社でしたが、のちに551蓬莱・蓬莱本館・蓬莱別館の3社に分かれました。
3社とも蓬莱の名を冠しているため、551の社長は当時吸っていたタバコ(555)からインスピレーションを受け、世界で通用するよう数字を社名に入れようと決断。
その当時の本店の電話番号下3桁が「551」だったこと、「味もサービスもここが一番」を目指すという想いから社名を551蓬莱とすることに決めたそうです。
カレーのCoCo壱も同じような発想で名前をつけたよね
551が関西にしかない理由
551が関西にしかお店を出さない理由は、創業者の理念と品質へのこだわりがあげられます。
・豚まん生地のこだわり
・カラシも自社製
・創業者の関西への想い
豚まん生地のこだわり
豚まんの生地は小麦粉を発酵させて作っています。
セントラルキッチンのある「大阪なんば」から150分圏内でないと、ベストな発酵具合で商品を提供できないそう。
そのためセントラルキッチンから150分を超える地域への出店はしない姿勢を貫いています。
催事では現地で小麦粉から生地をつくるという徹底ぶり！
豚まんについてくるカラシも自社製
豚まんとの相性が抜群の551特製カラシも毎日自社で製造しています。
個包装にはなっていますが、保存料が入っていないため早めに使いましょう。
関西人の冷蔵庫には551のカラシが必ず入っているという噂があるそうよ
創業者の関西への想い
豚まんは元々大阪の人が家族団らんで食べたり、おやつや軽食として手軽に食べられるソウルフード的な存在でした。
そんな地元民からのたくさんの愛に恩返しするため、最高の状態を提供できる関西に絞ってお店を展開しています。
関東でも買えるところはある！
お店が関西にしかない理由を聞いても、食べたいもんは食べたいですよね(;^ω^)
関西以外でも551を購入できる方法が2つあります。
・催事で購入する
・公式通販を使う
百貨店の催事
関東にお店はありませんが、百貨店の催事に551が出店することがあります。
普段は関西でしか食べられないできたてを購入できるので、どの催事会場でも大変人気があります。
公式通販を利用する
551蓬莱では公式通販サイトがあります。
蒸したての豚まんを急速冷蔵することで日持ちするように作られています。
通販なら551の隠れた人気商品アイスキャンデーもおすすめ♪
まとめ
551を関東でも買う方法とお店が関西にしかない理由はご理解いただけたでしょうか。
素材にこだわり、地元への恩返しのため関西にしか出店しない。
徹底した味へのこだわりが、関西以外の人にも551が愛される要因にもなっています。
少し甘さを感じるこだわりの生地、豚肉とたまねぎだけで余計なものは一切入れない餡、ツーン感がちょい強めにくる自社製のカラシ、それらの3重奏が味覚を直撃してきます。
この記事を読んだあなたが「551の豚まん食べたくなったやんけ」と思ってくれたら幸いです。
