【布団たたきは意味ない？】マンションのベランダでは迷惑

昔はベランダに布団を干すのって日常的な光景でしたよね？

僕も小さい頃は母親がベランダに布団を干して、夕方になると布団たたきでパンパン叩いて取り込むのをよく目にしていました。

ところが先日自宅付近の住宅街を歩いていると、天気がいいにも関わらず布団を干している家庭が少ないんです。

日中の電車から街の景色(首都圏近郊)をみても、布団を干している家は少なく感じました。

もちろん地域によってはいまだに外干しが多いところもあるかもしれません。

本記事では布団を外に干す人が減った理由、布団たたき自体に効果があるのかを調査してまとめました。

布団たたきは意味がない

結論から言うと布団をたたく行為は意味がありません。

昔は天日干しのあとに布団をたたくことで、中に入り込んだダニも取り除けると信じられていました。

しかし近年では布団たたきや天日干しではダニを完全に取り除けないことが解明されています。

たたくだけでは効果がない

たたくことで布団の中のダニは表面に出てきますが、それを取り除かないと意味がありません。

表面上にダニが残った布団で寝てしまうと、人によってはアレルギーを引き起こす可能性があります。

たたくだけでは完全には落とし切れず、結局は掃除機を使って吸引するのがベスト。

そもそも天日干しが必要ない

布団をたたく以前にそもそも天日干しが必要ないということも判明しています。

ダニを完全に取り除くには高温と乾燥が必須で、50度の環境で30分以上干しておかなければなりません。

天日干しではダニを完全に取り除ける環境が作れないということです。

羽毛ふとんはダニがつきにくい

昔ながらの綿わた布団に比べ、羽毛ふとんは通気性がよく湿気がこもりにくいのが特徴です。

ダニはジメジメした湿度の高い環境を好むため、羽毛ふとんはダニの繁殖には適していません。

現在では大多数のご家庭で羽毛ふとんを利用されているのではないでしょうか。

布団を外に干す人が減った理由

布団を外に干す人が減った理由はなんでしょうか。

昔と現在で住環境面がかなり違ってきたことが原因ではないかと考察します。

近隣を気にするようになった

布団をたたく音って結構響きますよね。

ベランダでパンパンたたいてたら、近隣から騒音だとクレームをつけられる可能性もあります。

他人とのトラブルをなるべく避けたいと、プライバシーを気にする(他人に干しているものを見られたくない)人が増えたことで、布団を外に干すことに抵抗が出てきてるのも要因の一つではないでしょうか。

マンションが増えた

マンションのベランダは基本的に共用部分なので好き勝手に使うことはできません。

管理組合によっては景観が悪くなるといった理由から、布団を干すことを禁止されていることさえあります。

また高層階は強風で布団がふっとんでしまうリスクもあるので、気軽に布団を干すこともできません。

室内で布団乾燥などができるようになった

昔は布団を乾燥させるには天日干し一択でした。

しかし近年では布団乾燥機やUV照射＆ダニ吸引ができる家電が登場。

わざわざ布団を持ち運んで外に干す必要すらなくなりました。

布団の乾燥・ダニ対策におすすめの家電

室内で布団の乾燥だけでなくダニ対策もできる便利な家電。

ここでは実際に我が家で使っているものを紹介します。

布団乾燥機

象印をRF-AA20を使っています。

布団乾燥機は専用の袋にホースをつないで使うモデルが多いのですが、RF-AA20は専用袋とホースなしで乾燥させることができます。

ホースなしでも布団全体がしっかり温まる！

サイクロン掃除機＆布団専用ノズル

パナソニックMC-SR600K-Wを使っています。

吸引力や機能面のどれを取っても自分史上最高のサイクロン掃除機。

2024.7月現在は後継機種が販売されています

UV布団クリーナー

軽量コンパクトでUV照射＆温風出力ができる「ツカモトエイム AIM-UC05」というものを使っています。

レイコップが一番有名ですが、家電量販店で試したところ本体の重さが納得できずこちらを購入しました。

※2024.7月現在は絶版となっておりAmazonではAIM-UC05は商品検索してもヒットしません。

レイコップの小型軽量版が出ていたので今ならコレがおすすめ

まとめ

布団たたきは意味がない、外に布団を干すのも不要ということはおわかりいただけたでしょうか。

意味がないなら全員止めればいいのにと思いますよね。

気になったのでchatGPTに質問してみたところ、

ということでした。

しばらく布団たたき＆天日干しをする人が日本から絶滅することはなさそうですね・・・。