突然ですがネックマッサージャーを使っている方へ質問です!
電源ボタンを押しても動かないというトラブルに見舞われたことはありませんか?
我が家ではドクターエア 3Dネックマッサージャー(MN-001)を使っていたのですが、2018年に購入してから3年ほど経ったとき、急に電源が入らなくなりました。
使いたいときに電源が入らないのは困るわね・・
肩こり持ちなので使えない期間があるのはツライです💦
メーカーに修理を依頼することはできるのですが、保証期間外は当然有償修理扱いでした。
約13,000円で購入したものに修理代で5,000円以上かけたくなかったのと、それなら新品に買い替えという選択肢も浮かんだので、最悪壊れても仕方ないとダメ元で分解してみたところ・・・
修復作業で無事に電源が入って使えるようになりました♪
同じような症状でお困りの人は、もしかしたら本記事で紹介した方法で直せるかもしれません。
※紹介した作業を行う場合は自己責任でお願いします。(メーカー非推奨)
電源が入らない原因は断線の可能性が高い
充電ケーブルを差してみると、充電中(赤色に光る)の状態にはなるため完全には壊れてなさそうでした。
本来はケーブルを差しながらでも使えるタイプなのに、電源ボタンを押してもまったく動く気配がありません。
そこで電源ボタン付近に異常があると判断し、本体を覆っているカバーを開けて中を見てみると・・・
あっ!断線してるぅぅ
電源ボタン背後から本体につながるコードが断線していました。
起動しない原因が特定できたため、今回は家にあった「はんだ」を使って修復作業を行いました。
断線時の応急措置
あくまで直るかどうか応急措置としてやった作業でしたが、無事にちゃんと作動するようになりました。
要は「電源ボタン押したよ!っていう信号が本体の駆動部に届けばOK」ということです。
応急措置の方法
※写真ではわからないですが、もみ玉がちゃんと動いています。
はんだ+銅線の方がいいかも
今回は断線箇所を「はんだ」だけで無理やりつなげましたが、断線部分に銅線を足して両端をはんだでつないだ方がキレイに仕上がります。
違う線と一緒にまとめるのはNG
はんだでコードをつなげる際、違う線(上記写真なら赤と白のコード)がくっついてしまったり、ビニールテープ(絶縁テープ)を線ごとに巻く前にいきなり全部の線を一緒に巻いてしまうと、ショートする可能性があります。
はんだ部分を違う線とは絶対に接触させないように気をつけましょう。
自己修理の注意事項
自分で修理する場合、下記の点にはくれぐれもお気をつけください。
分解はあくまで自己責任
家電や精密機器の分解作業はあくまで自己責任です。
本記事と同じように家電製品などの修理例を紹介している記事は多数ありますが、書いてある通りにやったからといって100%直るとは限りません。
「直らなくても仕方ない」という気持ちでやるのがいいわね。
保証がなくなる
どの家電でもそうですが、修理は基本的にメーカーに依頼することになっています。
たとえ保証期間内であっても、直せそうだからと自分で分解した瞬間に保証対象外となります。
やけどや火災などに注意
電気製品は下手に分解すると、煙や火が出てやけどしてしまうことも。
それ以上に火災につながる可能性もあるため、可燃物の近くで分解は絶対にやらないようにしましょう。
まとめ
ドクターエア 3Dネックマッサージャーのようなタイプは、本体から垂れ下がった部分(クラゲの足みたいな部分)に自分の腕を入れて引っ張ることで肩や首へのマッサージの負荷を調整します。
そのため、電源ボタン部分が引っ張ったり縮んだりする頻度が高くて断線しやすいのかもしれません。
充電反応はあるのに電源ボタンを押しても起動しない場合、コードが断線している可能性が高いと思われます。
ドクターエアの最新モデル「3Dネックマッサージャープレミアム DM-05」は2万円弱(2024.3月時点)なので、壊れたらまずメーカーに見積もりを聞いて、修理するか新しく買うを選択し、いずれにも見合わないなら自己責任で分解修理してみるのもいいかもしれませんね。