INAXからTOTO ウォシュレットの便座交換【自分で出来る】

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先日トイレの床がびちゃびちゃになるという事故が発生しました!

便器自体に割れやヒビなどの異常はなく、給水管からも水漏れはありません。

そこで温水洗浄便座(INAXCW-H22)を調べたところ、おしり洗浄で水を噴射中に便座内の温水タンク(本体横)から水が漏れていたのが原因でした。

水漏れ以外は正常に作動していたため、とりあえず床にバケツを置いて様子見ながら使うことに。

洗浄機能を使わなければ水漏れしないんじゃ…

否!おしり洗浄ができないのは僕にとっては死活問題なのです!

14年も使っていたのでいつ故障してもおかしくはなかったのですが、思い返せば最近はノズルから水が出るまでが遅かったりすることもあり、壊れる兆候が出ていたのかもしれません。

修理すれば直せると思ったのですが、どうやらタンクが割れて水漏れした場合、直すより買い替えした方が安いらしく、新しい温水洗浄便座を購入を決意しました。

ネットで本体のみ購入して交換作業は自分でやりましたが、意外と簡単で1時間ほどで完了しました

温水洗浄便座の交換を検討している方でDIYで取り付ける予定の方は本記事を参考にしてみてください。

(※交換作業は自己責任でお願いします)

目次

TOTOウォシュレット KMシリーズ (TCF8GM24)について

TCF8GM24外箱

温水洗浄便座は2万円弱~10万円と幅広くラインナップされており、予算と機能面でかなり悩みました。

最終的に僕が購入したのは「TOTOウォシュレット TCF8GM24」です。

温水洗浄便座のパイオニアであるTOTO製であること、使用前に便器に水を噴射して汚れをつきにくくする「プレミスト」、便座の溝に汚れがつかない「つぎ目なし便座」、水流をまろやかにする「やわらか洗浄」がついて3万円台で購入できるのが決め手でした。

ちなみに”ウォシュレット”という名称はTOTOしか使えません

TOTO ウォシュレット TCF8GM24の主な機能

サイズ全長531mm×全幅384㎜×高さ(最大)131mm
重量約4.6kg
カラーホワイト(#NW1)、アイボリー(#SC1)、ラベンダー(#SR2)
適応便器サイズレギュラー(標準)、エロンゲート(大型)
温水の加熱方式瞬間式 (便座に温水タンクがないタイプ)
操作方法リモコン式
プレミスト着座と同時に便器に水を吹きかけ、汚れにくい&落ちやすくする技術
つぎ目のない便座座面につぎ目がないため、溝が汚れにくく掃除しやすい
クリーン樹脂便座・ノズル・ケースに防汚効果の高い樹脂を使用(特許5459514)
きれい除菌水使用前後にノズルの内側・外側ともに自動洗浄。ノズルのきれいが長持ち
やわらか洗浄通常より水圧がやわらかいので、何度も用便するときはおしりにやさしい

事前に準備しておくもの

自分で温水洗浄便座の交換するには下記のものが必要です。

ドライバー(給水栓の開け閉めや便座の取り付けに使う)

レンチ/スパナ(給水ケーブルの取り付け・取り外しに使う)

バケツや雑巾(給水管を抜くと水漏れする可能性があるため)

もしお持ちでなければ、レンチ(スパナ)とドライバーは必ず用意しておきましょう。

ウォシュレット(温水洗浄便座)の交換作業

TCF8GM24を開封

準備が整ったらいよいよ便座を交換していきましょう。

我が家のトイレは、タンク下と洗浄便座から給水ホースが給水栓につながっているタイプでした。

※タンクの横から給水管が出ているなど、上記以外のタイプだと取付に別途部品購入が必要な場合があります。

INAX(CW-H22)の便座取り外し

まずは14年間お世話になったINAX(CW-H22)を取り外していきます。

STEP
給水栓を右に回して水の供給をとめる
給水栓しめる
STEP
タンク内・便座内とも中の水をカラにする

タンク内はいつも通り水を流すレバーを使い、便座内は使用中の機種の説明書をご覧ください。

STEP
温水洗浄便座のコンセントを抜く

緑の線(アース)もプラスドライバーでゆるめて抜いてください。

INAX電源
STEP
便座横のスイッチを押しながら手前に引いて便座を外す
便座とりはずし
STEP
給水栓につながっている分岐水栓を外す

分岐水栓からはタンクの給水ホース、温水洗浄便座のホースも外してください。

INAXのホースは固定バンドで止まっていましたが、スパナで回して外す機種もあります。

INAX分岐水栓
STEP
便器に残った便座固定器具を外す
便座固定器具をはずしたところ

TOTO(TCF8GM24)の便座取り付け

取り外し終えたら、今度はTCF8GM24を取り付けていきます。

STEP
便器に新しい便座固定器具を取り付ける
STEP
便座固定器具にウォシュレット本体を取り付ける
固定器具に便座をとりつける
STEP
新しい分岐水栓を給水栓に取り付ける

TCF8GM24は便座本体にホースがついた状態で納品されています。

本体とは逆側のカナヅチみたいな形をしている鉄が分岐水栓です。

TOTO分岐水栓
STEP
便器の下から出ていた給水ホースを分岐水栓にとりつける

TCF8GM24から出ている給水ホースには必ず付属のパッキンをとりつけてください。

STEP
給水栓をスパナで固定する
STEP
アースをつけてコンセントに電源をさす
TOTO電源コンセント
STEP
給水栓を左に回して水を供給する

このときにどこかしら漏れる場合は接続を見直してください。

給水栓をあける
STEP
動作確認をして設置完了

取付前のリモコンに電池を入れて、ノズルからちゃんと水が出るかなど動作確認をしましょう。

新しい便座の取り付け前には便器掃除

尿石便器
※画像はイメージです。我が家の便器ではありません。

古い便座を取り外したら、便器をキレイに掃除してから新しい便座を取り付けしましょう!

長期間使用した便器には黒ずみや茶色い尿石がついている可能性があります。

温水洗浄便座を取り外さずに掃除していたり、便器の縁など見えない箇所が茶色くなっていたりしませんか?

我が家の便器では、洗浄便座ノズル出入口の奥にある部分に尿石がありましたorz

普段のトイレ用洗剤では全くとれなかったのですが、これを使ったら一発でキレイになりましたよ♪

リモコンの取り付け

GM24リモコン

新しく設置したTOTOウォシュレット TCF8GM24はリモコンで操作するタイプです。

そのためウォシュレットのリモコンを壁面などに設置する必要があります。

設置する壁面に穴をあける

リモコンの取り付け位置を決めたら、まずはドリルで穴をあけていきます。

開けた穴に付属の白いネジ受けパーツを入れ、その穴に合わせてリモコンホルダーをネジ止めすればOK!

壁が薄い箇所やコンクリなどに当たった場合、白いネジ受けが奥まで入らないことがあります。

壁に穴をあけられない場合

賃貸物件では原則として勝手に穴をあけてはダメです。

固定せずに置いて使うか、トイレットペーパーホルダーの穴を利用するプレートを購入しましょう。

持ち家でも壁に穴をあけたくない方はリモコンプレートの利用がおすすめです。

取り外した便座の処分方法

便座粗大ごみ

取り外した便座が不要な場合、一般ゴミではなく粗大ゴミとして出します。

我が家の自治体では、370円の粗大ゴミ処理券×1枚で処分してくれました。(2024.4現在)

お住まいの自治体に連絡すれば、費用や収集日を教えてくれますよ。

TOTO延長保証

TOTO延長保証

ネットショップで購入する場合、延長保証がつけられないケースがあります。

TOTOでは一般家庭用として設置したウォシュレットのみ、有料で延長保証がつけられるようになっていました。

今回購入したTOTOウォシュレット TCF8GM24での金額は下記のとおりです。(2024.4月現在)

10年延長保証15,850円(税込17,435円)
5年延長保証2,850円(税込3,135円)
プラス5年(5年保証満了時に更新)13,000円(税込14,300円)

10年延長保証だと5年の約6倍に跳ね上がるのね…

おそらく5年~10年で故障するケースが多いからだと思われます💦

ちなみに僕は5年延長保証に加入しました。

前回のINAXが14年使えたこともあり、5年使えれば10年使えるだろうという希望的観測からです。

あと、5年以上使って故障したらまた新しい便座に交換すればいいやと考えたからです。

まとめ

温水洗浄便座の寿命は一般的に7年~10年だそうです。

我が家では14年と大幅に目安を超えてから故障しましたが、もっと長く現役で使っているという人もいます。

家族構成や使い方によって前後しますが、他の家電と同じく10年を目安にしておくのがいいかもしれません。

また、温水洗浄便座の交換作業を業者に依頼すると1万円くらい費用がかかります

出張取り付けは大体これくらいが相場みたいね

温水洗浄便座交換は難しい作業ではないので、低予算で抑えたい人はDIYでチャレンジしてみてください。

(※交換作業は自己責任でお願いします)

一度でも経験しておけば、次回はもっと短時間で交換できるようになるはずですよ♪

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